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  パレスチナにいると、どこかしら歌声が聞こえてくる。オリーブを摘みながら、刺繍をしながら、昼食用のモロヘイヤの葉をむしりながら…
  1948年以前、パレスチナの人たちは農作業をしながら、歌を歌っていたという。戦争で、家を失い、故郷を失った人たちは荒れた農地を耕しながら、キャンプの路地に座りながら、今も歌を歌っている。いつか故郷に帰れる日を夢見て。
  パレスチナの抵抗運動では、若者たちのために、石を運んだり、兵士に子どもたちがつかまりそうになると、素手で兵士にくってかかり、子どもを取り戻したりする、女性たちの姿を何度も見た。子どもたちの命を守り、家族を守っていたのはパレスチナの母親たちだった。

  アフリカのウガンダでは貧しい村で生きる女性たちを見た。貧しいけれど、女性たちは頭の上に木や水を乗せ、たくましく働いていた。 アフガニスタンではたくさんの戦争の中を女性たちは生き抜いていた。ソ連との戦い、タリバーンとの戦い、そしてアフガン戦争…

  女性たちはどこにいても、どんなにつらくても、子どもたちの命を守り、生きている。 私は逆境に負けないで、生き続けている女性たちの姿をこれからも追い続けて生きたい。